こんにちは、T_Wです。
PCの不具合の修復の方法の一つとしてマザーボードに保存されている情報を意図的に消去して、リセットを行うCMOS(シーモス)クリアという方法があります。
今回はそのCMOSクリアについて説明していきます。
目次
CMOSクリアとは
先にも書いた通り、マザーボード上にあるCMOS情報を消去する操作のことです。
日時やメモリ容量、接続デバイスなどの情報が消えます。
接続デバイスの認識不良解消の方法になります。
また、BIOSの設定情報も消えますので、BIOS上の問題解消の方法にもなります。
やり方
やり方としてはいくつかあります。
といってもマザーボードにその機能があるかどうかによって左右されますが…
1、ジャンパやランドをマイナスドライバーなどでショートさせる
よくある一般的なやり方になります。
上の画像のようなジャンパが大抵のマザーボードにはありますので、この2本の間にマイナスドライバーなどを接触させてショートさせます。
画像だと「CLRTC」と書かれていますが、「CLR_CMOS」や「CLR_RTC」などの表記がありますので、詳しくはお使いのマザーボードの説明書を参考にしてください。
2、ボタン電池を外し、電源コードを抜き、電源ボタンを数回押す
ボタン電池と電源コードを抜くことで、パソコン本体を完全放電の状態にしてリセットするきわめて原始的な方法ですが、確実性が高いのでおすすめの方法でもあります。
また、ジャンパを探す手間も省けますね。
3,CMOSクリアボタンを押す
この方法については、クリアボタンのあるマザーボードでしか行えませんが、このボタンを押すことでCMOSクリアをすることができます。
最後に
いかがだったでしょうか
CMOSクリア自体は頻繁に行うものではないですが、いざという時に覚えておくと便利かもしれませんね。パソコン組立販売や修理引受などをしておりますので、ご依頼やご不明なことなどありましたらお気軽にコメントや下記サイト、Twitterよりお申し付けください。
また、こんな記事作ってほしいとかのご要望がありましたらお気軽にコメントください!
読んでいただいて、ありがとうございました!
また次回もどうぞ!