PC メモリの種類について メモリ規格一覧あり

こんにちは、T_Wです。

今回はメモリについてまとめていきたいと思います。

パソコンのメモリと一言に言っても色々種類があり、どれが自身で使用しているのかイマイチわかりにくいところがあります。

ここではなるだけ簡単にまとめていきます。

メモリについて

メモリとはデータの一時保存のために使用されます。

主記憶装置と呼ばれるものです。

一般的に「メインメモリ」や「RAM」(ランダムアクセス・メモリ)と言われるものになります。

よく例に出されるのがCPUが人間の脳だとするとメモリは作業をする机の広さと例えられます。

負荷のかかる動作の際などに、このメモリが大きければより動作速度が早くなるというものです。

実はいくつかあるRAMの種類

上記で紹介させてもらった「RAM」にはいくつか種類があり、ざっくり紹介だけさせてもらうと

・DRAM(DynamicRAM)

・SRAM(StaticRAM)

・MRAM(MagnetoresistiveRAM)

・FeRAM(ferroelectricRAM)

などがあります。

一般的にメインメモリとして使用されているのがDRAMとなります。

また、CPUの処理速度が高速なため、「DRAM」で対処できないCPU内部の「キャッシュメモリ」では「DRAM」より高速な「SRAM」を使用しています。

パソコンでのメモリの種類(DRAM)

https://ja.wikipedia.org/wiki/DDR2_SDRAM#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Desktop_DDR_Memory_Comparison.svg

パソコンにおけるメモリの規格は少し厄介で、購入時に目につく規格として大きく分けて2つになります。

・DDR

DDR2-1200、DDR3-2666、DDR4-3200…といった形の規格となる。

こちらはメモリーチップ(メモリ自体にくっついてる黒色のチップ)の規格となっています。

・PC

PC2-8000、PC3-12800、PC4-19200…といった形の規格となる。

こちらはメモリモジュール(要するにメモリ自体全部をひっくるめて)の規格となっています。

正直言って型番があっていればどちらを参考にしてもいいと思います。

また、ノートパソコンや一体型パソコン用の小型のメモリもあります。

メモリ一覧

各メモリの一覧(DDR-DDR4)までになります。

RAM規格メモリチップメモリモジュールメモリクロックバスクロック転送速度
DDRDDR-200PC-1600100MHz200MHz1.60GB/s
 DDR-266PC-2100133MHz266MHz2.10GB/s
 DDR-333PC-2700167MHz333MHz2.70GB/s
 DDR-400PC-3200200MHz400MHz3.20GB/s
 DDR-466PC-3700233MHz466MHz3.70GB/s
 DDR-500PC-4000250MHz500MHz4.00GB/s
 DDR-533PC-4200267MHz533MHz4.20GB/s
 DDR-550PC-4400275MHz550MHz4.40GB/s
DDR2DDR2-400PC2-3200100MHz200MHz3.20GB/s
 DDR2-533PC2-4200133MHz266MHz4.27GB/s
 DDR2-667PC2-5300167MHz333MHz5.33GB/s
 DDR2-675PC2-5400169MHz338MHz5.40GB/s
 DDR2-750PC2-6000188MHz375MHz6.00GB/s
 DDR2-800PC2-6400200MHz400MHz6.40GB/s
 DDR2-900PC2-7200225MHz450MHz7.20GB/s
 DDR2-1000PC2-8000250MHz500MHz8.00GB/s
 DDR2-1066PC2-8500267MHz533MHz8.53GB/s
 DDR2-1150PC2-9200288MHz575MHz9.20GB/s
 DDR2-1200PC2-9600300MHz600MHz9.60GB/s
 DDR2-1333PC2-10664333MHz666MHz10.60GB/s
DDR3DDR3-800PC3-6400100MHz400MHz6.40GB/s
 DDR3-1066PC3-8500133MHz533MHz8.53GB/s
 DDR3-1333PC3-10600167MHz667MHz10.67GB/s
 DDR3-1600PC3-12800200MHz800MHz12.80GB/s
 DDR3-1800PC3-14400225MHz900MHz14.40GB/s
 DDR3-1866PC3-14900233MHz933MHz14.93GB/s
 DDR3-2000PC3-16000250MHz1000MHz16.00GB/s
 DDR3-2133PC3-17000266MHz1066MHz17.07GB/s
 DDR3-2200PC3-17600275MHz1100MHz17.60GB/s
 DDR3-2250PC3-18000281MHz1125MHz18.00GB/s
 DDR3-2300PC3-18400288MHz1150MHz18.40GB/s
 DDR3-2400PC3-19200300MHz1200MHz19.20GB/s
 DDR3-2600PC3-20800325MHz1300MHz20.40GB/s
 DDR3-2666PC3-21333333MHz1333MHz21.33GB/s
DDR4DDR4-800PC4-640050MHz400MHz6.40GB/s
 DDR4-1066PC4-852866MHz533MHz8.50GB/s
 DDR4-1333PC4-1066483MHz666MHz10.60GB/s
 DDR4-1600PC4-12800100MHz800MHz12.80GB/s
 DDR4-1866PC4-14900116MHz933MHz14.90GB/s
 DDR4-2133PC4-17000133MHz1066MHz17.00GB/s
 DDR4-2400PC4-19200150MHz1200MHz19.20GB/s
 DDR4-2666PC4-21333166MHz1333MHz21.30GB/s
 DDR4-2800PC4-22400175MHz1400MHz22.40GB/s
 DDR4-2933PC4-23466183MHz1466MHz23.40GB/s
 DDR4-3000PC4-24000188MHz1500MHz24.00GB/s
 DDR4-3200PC4-25600200MHz1600MHz25.60GB/s
 DDR4-3300PC4-26400206MHz1650MHz26.40GB/s
 DDR4-3333PC4-26600208MHz1666MHz26.60GB/s
 DDR4-3400PC4-27200213MHz1700MHz27.20GB/s
 DDR4-3466PC4-27700216MHz1733MHz27.70GB/s
 DDR4-3600PC4-28800226MHz1800MHz28.80GB/s
 DDR4-3733PC4-29800234MHz1866MHz29.80GB/s
 DDR4-3800PC4-30400238MHz1900MHz30.40GB/s
 DDR4-3866PC4-30900241MHz1933MHz30.00GB/s
 DDR4-4000PC4-32000250MHz2000MHz32.00GB/s
 DDR4-4133PC4-33000258MHz2066MHz33.00GB/s
 DDR4-4200PC4-33600262MHz2100MHz33.60GB/s
 DDR4-4266PC4-34100266MHz2133MHz34.10GB/s
 DDR4-4400PC4-35200275MHz2200MHz35.20GB/s
 DDR4-4600PC4-36800288MHz2300MHz36.80GB/s
 DDR4-4800PC4-38400300MHz2400MHz38.40GB/s
 DDR4-5000PC4-40000312MHz2500MHz40.00GB/s
 DDR4-5200PC4-41600325MHz2600MHz41.60GB/s
 DDR4-5333PC4-42666333MHz2666MHz42.60GB/s
 DDR4-5600PC4-44800350MHz2800MHz44.80GB/s

最後に

いかがだったでしょうか

正直一覧とかでまとめると種類多すぎるし、DDR5は入ってないし、こうやって今まとめてるけど一年後とかにはまたいろいろな種類のものが出てたりするだろうけど、現状のもので何か役に立てば幸いです。

各マザーボードによって対応するメモリも違いますし、もし何かわからないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

(といっても製品については大手さんに聞いた方が早い気がするけどさ。。。)

パソコン組立販売や修理引受などをしておりますので、ご依頼やご不明なことなどありましたらお気軽にコメントや下記サイト、Twitterよりお申し付けください。

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@PCTW02

また、こんな記事作ってほしいとかのご要望がありましたらお気軽にコメントください!

読んでいただいて、ありがとうございました!
また次回もどうぞ!

Windows10からWindows11にしてみた感想

こんにちは、T_Wです。

今更かよと思われるかもしれませんが、今回自身のメインPCをWindows11にアップグレードできたのでその違いや感想についてまとめていきます。

Windows11アップグレード条件

まず、Windows11にアップグレードできる条件ですが、

・プロセッサ(CPU):64bit
・メモリ:4GB以上
・ストレージ:64GB
・TPMバージョン 2.0
・システム ファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
・グラフィックス カード:DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x
・ディスプレイ:9インチ・解像度720p以上

以上となっています。

ただし、CPUは対応しているもののみになりますのでご注意ください。

Windows11対応CPU一覧

また、Windows11へのアップグレードが可能かどうかチェックする方法として、Microsoft公式より「PC正常性チェックアプリ」というものがあります。

このアプリを使うことで自身のPCでWindows11が使用可能か診断してもらえます。

下記リンクよりダウンロードできますので気になる方はお試しください。

「 PC正常性チェックアプリ 」

ダウンロードしたファイルからインストールを行い、インストール終了後にデスクトップ上にショートカットができますので、そこから起動してみてください。

ちなみに私の場合、TPMの設定がオフになっていたこと以外はすでに条件を満たしていました。

TPM機能をオンにする設定はこちら↓

TPM2.0とは また、その有効の仕方

Windows11の感想

Windows11にアップグレードした感想として、結論を先に言いますと

使用感はぶっちゃけあんまし変わらないと思いました。

ただ、細かいところに違いがあったのでここ調整したりとかしましたのでいくつか紹介します。

・スタートメニュー

まず初めに驚いたのがスタートメニューの形でした。

いままでのWindowsのスタートメニューとは見た目が大きく違ったので戸惑ったのですが、機能としては正直変わりません。

シャットダウンやログオフなどの電源メニュー、アカウントの設定やWindows設定(こちらはショートカット扱いになりましたが)、すべてのプログラムなど以前のWindows10の機能と変わりないうえ、シンプルでカスタマイズ性に長けていて私としては好印象を持ちました。

上画像では私のカスタムにしてありますが、デフォルトだとWordやExcelが標準ショートカットとしてありました。

・エクスプローラ

こちらは個々デザインが変わった印象ですね。

ファイルの形がいまいち慣れてないです、正直前のほうが好みだったかなあ。

あと、エクスプローラメニューが簡素化しました。(まああんま使う機会ないんであってもなくても変わんないと思いますが)

それから「切り取り」「コピー」「貼り付け」「削除」の項目が文字からアイコンに変わりました。

これも正直以前通りのものか、アイコンと文字の2つ表示にしてもらいたかったですね。

ぱっと見でアイコンがどれを表しているのかわかりにくいと感じました。

まああくまでも私の感想ですけどね。

・Windows設定画面

ここも大きく変わっていました。

設定アイコン(歯車マーク)クリック後にこの上画像のような画面になります。

スマホの設定画面を意識してるのか左側にメニュー一覧を立て並べというレイアウトです。

まあWindows10でもカテゴリ内部でのメニュー一覧は左側にありましたが…

それでも最初の大きなアイコン表示のようなものではなくなったので違和感は大きかったですね。

ちなみにWindows11でも「コントロールパネル」は健在でした。

・タスクバー

タスクバーは正直不服です。

タスクバーの配置は以前は中央固定だったものが今は設定で変更できるようになっているのでこちらはすぐに左側に変更しました。

配置は問題ないのですが、Windows11ではタスクバーの結合がデフォルトかつ変更できないしようとなっています。

もっともWindows10のころからそれがデフォルト設定だったので使い慣れている人は問題ないかと思いますが、私は昔から非結合で使用してきたのでどうにも慣れませんでした。

そこでどうにかならないかと調べて結合しない方法がありましたので貼っておきます。

良ければ参考にしてみてください。

【Windows11】タスクバーを結合(グループ化)しない方法

最後に

以上Windows11にアップグレードした感想でした。

現状Windows10でも問題ないけどWindows11にできたのでしてみた、あまり変わらないと聞いてはいるもののどんなものなのか、と思いアップグレードしました。

使用感とした同じWindowsなのでそこまで変わらないですし、嫌だったらダウングレードという手もあるので。

あとはやる気次第ですね(正直アップグレード中にトラブらないかが一番不安でした)

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読んでいただいて、ありがとうございました!
また次回もどうぞ!

TPM2.0とは また、その有効の仕方

こんにちは、T_Wです。

今回はMicrosoft Windows11より必須条件となったTPM2.0についてまとめていきます。

そもそもTPM2.0とは

そもそもこのTPM2.0とは何なのでしょうか?

TPM(Trusted Platform Module)とはマザーボードに取り付けられている半導体部品のことで、データの暗号化、暗号化キーの保管、デジタル署名の生成や検証など様々なセキュリティ機能を備えています。

要するに、データを他者に盗んだり読み取られたりしないように鍵をかけてくれる役割を持つわけですね。

最近のマザーボードならほど確実に搭載していますが、古いものだとない場合があります。

(もっともWindows11に更新したいならばCPU条件もついてくるわけですが…)

TPMの有効の仕方

次にTPMの有効化についてですが、

まずこのTPMが動作しているか確認してみましょう。

・TPMのバージョン確認

Windows10設定画面

まずはスタートメニューの歯車マークを押してWindows設定画面を開いてください。

この設定画面の「更新とセキュリティ」をクリックしてください。

Windows10設定画面 更新とセキュリティ

「更新とセキュリティ」を開くと左側のメニュー一覧に「Windowsセキュリティ」の項目がありますのでそちらをクリック。

その項目の中の「デバイスセキュリティ」という項目があるのでこちらをクリック。

セキュリティプロセッサの詳細

上画像のようにTPMの表記があれば有効化されていることを確認できます。

また、有効化されていないもしくはそもそも搭載されていない場合は下画像のように何もない状態で表示されます。

デバイスセキュリティ一覧より こちらはTPMがないため表示されていません

各パソコンによって異なるため、自身でお使いのマザーボードメーカーもしくはパソコンメーカーのHPなどで確認しましょう。

・TPMを有効にする方法

先の項目で表示されていないものの、マザーボードには搭載されている場合はTPMが有効になっていない場合があります。

この設定を有効にするにはOS上ではなくUEFI上で設定しなければいけません。

Windows10設定画面

このUEFIを起動するにはWindowsの設定の「更新とセキュリティ」をクリック。

Windows10設定画面 更新とセキュリティ

「更新とセキュリティ」項目の左メニュ一覧より「回復」を選択。

「回復」項目を開くと「PCの起動をカスタマイズする」というところに「今すぐ再起動する」とあるのでそちらをクリック。

(パソコンがそのまま再起動しますので、保存していないデータなどは保存してからにしましょう)

「今すぐ再起動する」をクリックしたあとの画面

すると画面が切り替わり、上画像のような青い画面になります。

(読み込まれるまで少し時間がかかるかもしれないのでご注意ください)

この中の「トラブルシューティング」をクリック。

上よりトラブルシューティングをクリックした画面

「トラブルシューティング」をクリックすると上画像のように色々出てきます。

その中の「UEFIファームウェアの設定」という項目からUEFI BIOSを起動できますので、その項目よりUEFI BIOSを起動してください。

しばらくしてUEFI BIOSが起動するとこのような画面が出てくるはず(画像はASUSのものになります)。

各メーカーによってここのデザインは変わってきますのでご注意ください。

下の方にある「Advanced mode」(画像では翻訳されていて、「詳細設定モード」となっています)をクリックします。

「Advanced mode」に入ったら、 「Advanced」項目をクリック(画像では翻訳されていて、「詳細」となっています)。

(「Advanced」の他、「security」、「trusted computing」といった項目下にある場合もあります)

「Advanced」項目から私の環境だとPCH-FW設定にTPMの有効化設定項目がありました。

この他に「Security Device」、「Security Device Support」、「TPM State」、「Intel PTT」、「Intel Platform Trust Technology」
AMDだと「AMD fTPM switch」、「AMD PSP fTPM」などと表記されていたりする場合がありますので、ご注意ください。

ちなみに私の環境だと、初期状態で「ディスクリートTPM」となっていたのを「ファームウェアTPM」に変更して完了となった。

この 「ディスクリートTPM」とは要は外付けのTPMのことらしく、組み込みの際にはつけていないので有効化していなかったことになる。

一方で 「ファームウェアTPM」 はマザーボードに搭載されているチップによるもの。
マザーボードに搭載されてはいるものの、外付けで認識するように設定されていたため、いままで有効化されていなかったと言うことのようです。

以上でTPMが搭載されていれば、有効になるはずなのであとはOS上で確認することをお忘れずに。

また、OS上から以外にもBIOS起動は各メーカーによって異なりますが、PC起動時に指定のキーを入力している(押しっぱなしにしている)と同じく起動することができます。

(むしろレガシーBIOSの頃はこっちがメインの起動方法だったり…)

各メーカーの入力キーは、

マザーボードメーカー別

メーカー名BIOS起動キー
IntelF2
ASRockF2
MSIDelete
ASUSDelete
Giga-byteDelete
ESCDelete
マザーボードメーカー一覧

パソコンメーカー別

メーカー別BIOS起動キー
NECF2
富士通F2
SONYF2
東芝F2
PanasonicF2
日立F2
SHARPF2
ASUSF2
DellF2
ACERF2
HPF10
Lenovo(IBM)F1
パソコンメーカー一覧

となっています。

(正直こんな機能各メーカーで分けてもらっても困るし統一してもらいたかったのは私だけではないはず…ですよね…?)

また、これについてはMicrosoft公式サイトも上げているのでリンクを貼ります.

PCでTPM2.0を有効にする support.microsoft.com

最後

以上Windows11より必須項目になりましたTPMの有効化についてでした。

いろいろ難しくややこしい書き方になってしまいましたが、まあ要はセキュリティ強化のためのものとざっくり認識しておくぐらいがいいと思います。

また、現状Windows10であったとしても普段仕様ならば問題なく、無理に11にする必要を感じないため、上記の設定項目をわざわざ変える必要はあるのかないのか…。

という釈然としない締め方になってしまいますが、以上となります。

パソコン組立販売や修理引受などをしておりますので、ご依頼やご不明なことなどありましたらお気軽にコメントや下記サイト、Twitterよりお申し付けください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: pX2FPZG_400x400.jpg

@PCTW02

読んでいただいて、ありがとうございました!
また次回もどうぞ!