こんにちは、T_Wです。
友人のPCでR6S(Rainbow Six Siege)がどうにも動作が重いようなんです。
重いというのもフレームレートが20を切る時があったり、音が途切れ途切れになるなどとか。
Discordも同時に開いているのですが、そっちの音は大丈夫とか
ゲームやらで高負荷がかかったときはPCの全体の処理が止まるのでDiscordの音も止まるはず、どういうことだと。
友人の環境が、
- win10
- intel core i5 4590
- RAM 16GB
- GTX1050Ti
と最低限の性能は保っているようなのです。
GTX1050Tiであるから高画質設定でもしていない限り、最低30FPSは出るようなきがするんですけどね。
設定をいじったり、Vulkan版で起動したり、挙句の果てにはUBI Connectの再インストールといろいろしたものの改善は見られなかったそうで…
(個人的にはOriginみたいにUBI Connectが無駄に重いのではとか思ったり )
というわけで自身で持ち合わせている同スペックであろうPCにて検証してみました。
スペックが、
- win10
- intel core2 Quad Q9550
- RAM 16GB
- RX550
我ながらこれで現代のゲーム動くのはちょっと誇らしいのは置いといて、
実際のベンチマーク数字は
通常版では
Vulkan版では
うーん数字は悪くない…
というわけで実際プレイをしてみたところ、確かにベンチマークより落ちるのです(そりゃそうだ)
ベンチマークの数字が全てじゃないものね。
最も、動いてるだけまだましなのだが、PVPゲームにおいて動作がもっさりはよろしくない。
Vulkan版はCPUの負荷を下げて、GPU処理を効率化してくれるのが特徴だからこういった低スペックにはもってこいかも知れないですね。
上記の結果からVulkan版のほうが動作が安定してそうなのでVulkan版での設定をいじってみます。
- テクスチャを中
- アンチエイリアスをオフ
- 適応レンダリングのスケーリングターゲットFPSを30
- T-AA補正値を0
- それ以外は全部低かオフでベンチマーク
結果は、
…?
設定下げたらむしろ負荷上がった?
アンチエイリアス切ったのがむしろまずかったか?
- 今度は、テクスチャは中のまま
- アンチエイリアスをT-AA
- T-AA補正値20で
結果
まあマシになったけど、最初に比べての数字の低下はバックグラウンドのブラウザ開いてたせいかも(申し訳ない、うっかり)
どうでもいいんだけどベンチマーク中は70FPSくらい出てるんだからPVP中もこれくらい出てくれたらなあ。
ちなみにこのベンチマーク取る前に何度かデスマッチやテロハンをやったところ、カクつきや音の途切れが確認しました。
そのときは設定をいろいろいじっていたんですが、どうにも 「適応レンダリングのスケーリングターゲットFPS」 を30以上にするとラグが発生してるみたいなんですよね。
この設定自体は「レンダリングのスケーリング」と一体になっているVulkan版ならではの設定です。
通常版では 「レンダリングのスケーリング」 の数字下げると画面がもっさりする代わりにゲームが軽くなりますが、
Vulkan版では 「レンダリングのスケーリング」 は設定できない代わりに、「適応レンダリングのスケーリングターゲットFPS」で目標FPSを設定。
そこから自動でレンダリング解像度を設定してもらうというものです。
どうもこの数字がまた曲者で、ターゲットFPSと称しておきながら「30」にしたとしても私の環境だと大体60FPSは出ていたのです。
それについては上記のベンチマークから読み取ってもらえるとは思いますが。
つまりこの設定は、この数字を目標ではなくて最低でもこのぐらいは出してねと見ればいいのではと推測できますね(遅すぎた)
頭悪くて申し訳ないです。自分で試して失敗してみないとわからないもので。
というわけで結論として、
R6S重かったらVulkan版で「適応レンダリングのスケーリングターゲットFPS」を30ないしその前後で設定してみてください。
あと追加でT-AA補正も下げると多少改善するかも
それでも重かったらPCの変え時かも…?
蛇足ですが、この設定おそらく0は設定なしだと思うのです
なので最低値の6にしてみたら、
うん、全然6FPSじゃないね。
低スペックって楽しいー!!
追記 2023年1月
その後またその現象が友人PCシージ環境にて発生したようで再度検証した際にAMDのグラボ特有の設定を見つけたので追記します。
AMD FSR という設定が知らぬ間に追加されていたよう…
AMD FidelityFX Super Resolutionについて AMD公式サイトはこちら
これだいぶ優秀で、要は低解像度レンダリングの画面を高解像度になるように補完してくれるっていう機能のようです。
これなにが嬉しいかって、レンダリングは高解像度にすればするほど処理が重くなり、FPS値が下がるものなんです。
でも低解像度にすると画面がぼやけてよく見えないってのをよく見えるようにしてくれちゃうってやつですねえ。
そうすることで、わざわざ重い高解像度設定にしなくてもゲームを快適にプレイできると言うわけですね。
設定するとしないとでは明らかにFPS値が変わったのでもし重ければ設定してみてください。
ただ、「パフォーマンス」にするとだいぶ画面ガッサガサになるから注意が必要かと。
まあもっともこの設定自体はテクスチャー設定と違い、出撃中も変えることができるので一つ一つ見てみながら変えていくのがいいかと思います。
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